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念仏申す生活を

念仏申す生活を

念仏申す生活を

真宗本廟(東本願寺 京都)[真宗本廟(東本願寺 京都)]

「念仏申す生活をしましょう」と、真宗大谷派東京教区では全世界の人々に呼びかけています。

勝善寺の所属する真宗大谷派は、親鸞聖人の開いた浄土真宗を宗旨とする、いわゆる「真宗十派」のうち、東本願寺(真宗本廟)を本山とする宗派です。

当派では全国を30教区に、各教区はいくつかの組(そ)に分かれて教化伝道を行っています。

東本願寺 阿弥陀堂と御影堂[東本願寺 阿弥陀堂と御影堂]

全国に8757ヶ寺、東京教区25組(関東の1都6県と山梨県・長野県)に504ヶ寺、千葉組に22ヶ寺(2015年7月9日現在)ありますので、全国どこにいても親鸞聖人の御教えを聞くことができます。

真宗会館は、その首都圏での拠点です。

親鸞聖人は、「ただ念仏して弥陀にたすけられまいらすべし」(『歎異抄』)と、私たちに念仏申す生活を勧めています。


東本願寺 御影堂門[東本願寺 御影堂門]

東本願寺 真宗会館(東京)[東本願寺 真宗会館(東京)]

お念仏 南無阿弥陀仏

お念仏 南無阿弥陀仏

「南無阿弥陀仏」とは、仏さまからあなたへの呼びかけです。苦しい時や悲しい時、自分が嫌になった時、「その苦しみや悲しみをごまかさず、悩んでいる自分を大事に生きてほしい」という深くて大きな願いをもった仏さまからのメッセージなのです。
 その願いに応えて、私たちも「南無阿弥陀仏」と称えるのです。

(『子どもおつとめ本正信偈」東本願寺出版部より)

念仏申す生活を -真宗門徒の生活実践-

念仏申す生活を -真宗門徒の生活実践-

礼拝(らいはい)の生活 毎日欠かさずご本尊(*1)に対面しよう。

・お内仏(*2)のお荘厳を整え、お給仕を正しくしよう。
・正信偈(*3)をおつとめし、教えの言葉に触れよう。
・新しく家庭をもったら、必ずご本尊をお迎えしよう。

聞法(もんぽう)の生活 念仏の教えを聞き、同朋を見いだそう。

・月に一度は法座に参加しよう。
・報恩講(*4)をはじめ、お寺の行事に積極的に参加しよう。

正信(しょうしん)の生活 迷信に惑う私を解放しよう。

・念仏をよりどころとして生きる道を聞き開き、占いや霊信仰と訣別(けつべつ)しよう。
・帰敬式(*5)を受け法名をいただき、真宗門徒として歩みはじめよう。

ご本尊とお脇掛け

<言葉の説明>

*1: ご本尊  阿弥陀如来(→写真はご本尊とお脇掛け)
*2: お内仏は仏壇のことです。
*3: 正信偈 お念仏にすくわれた親鸞聖人が感動して詠んだ偈(うた)です。「帰命無量寿如来 南無不可思議光」ではじり、お念仏のいわれと勧めが書かれています。
*4: 報恩講 お念仏のすくいに私たちを導いてくれた親鸞聖人に報恩謝徳する、真宗門徒のもっとも大切な法要です。
*5: 帰敬式 法名(仏弟子名)をいただく儀式 男性 釋○○ 女性釋尼○○

南無阿弥陀仏ともうす念仏は、弥陀に、はやたすけられまいらせつるかたじけなさの、弥陀の御恩を、南無阿弥陀仏ととなえて報じもうす念仏なりとこころうべきなり

蓮如上人

お内仏(ないぶつ)のお給仕(きゅうじ)

三つ折り本尊[三つ折り本尊]

お仏壇があれば申し分ありませんが、無くても大丈夫です。

三つ折り本尊を棚の上などお参りしやすい場所に置き、花瓶・香炉・燭台(ローソク立て)を整えてください。

一日に一度は、礼拝し「南無阿弥陀仏」と称えます。

さあ、念仏申す生活をはじめましょう。

わからないことがありましたら、お尋ねください。


念仏申す生活を

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