報恩講のご案内
報恩講のご案内
2025.10.30
逮夜
11月14日(金)
15時~16時
法話 住職
晨朝
11月15日(土)
6時~6時40分
法話 副住職
日中
11月15日(土)
9時30分~12時
感話 大沢信行 氏
法話港区了善寺住職
百々海 真 師
講題 「現生の利益」
※お参りされる方は、準備の都合がありますので予めご連絡ください。
報恩講は、どうしてもお参りください。
衣食住が満たされ、健康で長生きし、最期まで自分らしく生きたい。できればPPK(ピンピンコロリ)と死にたいと、欲の多い私ですが、このごろは身体の故障が気になったりすると、老いを感じ一人で死んでいく不安が過(よぎ)ることもあります。
そんな私を落ち着かせる大地が、親鸞聖人の歩んだ浄土真宗です。その御恩に報いる親鸞聖人の法要を、一緒にお勤めいたしましょう。
「今月のことば」は、親鸞聖人三十三回忌法要に覚如上人が作られた『報恩講私記(式文)』にあります。
「須」は、漢文では「すべからく・・・すべし」と再読し、強い義務を表す文字です。
「報恩講では、どうしても南無阿弥陀仏と称えて、親鸞聖人のご恩に報いなければならない」との、覚如上人の仰せです。
下の和讃は、親鸞聖人がお作りになりました。「恩徳讃」と呼ばれ、聞法会などに歌いますよね。報恩講日中にお勤めする六首の結びの和讃です。
如来大悲の恩徳は
身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も
ほねをくだきても謝すべし
「如来大悲」は、阿弥陀如来(仏)の無条件の救い。「師主知識」は、法然上人と七高僧(龍樹菩薩・天親菩薩・曇鸞大師・道綽禅師・源信僧都)など親鸞聖人に「如来大悲」の救いを伝えた方々です。
「師主」は、私たちが歌ったりお勤めで称える時は、もちろん親鸞聖人です。
欲ふかき人の心と降る雪は つもりつもりてわれを忘れる
2007年『同朋会館日めくり法語』19日より

























