阿弥陀様こんにちは。
阿弥陀様こんにちは。
2010.11.20
中川克子さん
只今から、ご縁というお話をさせていただきます。
私達夫婦は、千倉町に14年前に越して参りました。浄土真宗のお東さんのお寺を探していましたが、房州にはほとんど無く、やっとのことで勝善寺様にたどり着きました。
ところが玄関にお邪魔した途端に、ご住職から、
「やあ中川さんじゃないですか」
「エッ」
「僕です」
「オォ!」
実は、二人は素性を知らぬまま、館山の運動公園でテニスをご一緒していた仲だったのです。
あのときのご住職、主人の声は忘れられません。ご住職と主人の不思議なご縁でした。
そして四年前に主人は、心筋梗塞で亡くなりました。
それからは、言葉では言いつくせない日々でございました。
でも勝善寺様には、温かく見守っていただき励ましていただきました。またお檀家様とのいろいろな出会いで、ご親切にしていただきました。
救われております。
感謝いたしております。
昨今「ご縁」という言葉を私は、深く重く不思議に有り難く感じております。
報恩講(2010.1120)での感話 寺報第68号より