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住職のことば

住職のことば

暑中お見舞い申しあげます。

暑中お見舞い申しあげます。

2021.08.04

 

すでにコロナワクチンを二回接種し、ひと月ほど経ちました。しかし外出する時はマスクを着用し三密を避け手指消毒を励行する生活が、まだ続いています。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
いよいよオリンピックが始まりました。テレビで観戦しているとアスリートの活躍に胸躍らされます。しかし運営に関わる方々のご苦労やその後の感染症の行方を思うと、モヤモヤ感はぬぐえません。
ワクチン接種したからといえデルタ株などの変異ウイルスに感染するかもしれませんし、未接種の若い世代に感染が広がり第五波が押し寄せています。
お葬式やご法事は少人数で会食を避け、寺の法要や聞法会なども同様です。秋彼岸会からオンライン配信を初めましたが、この方法だからこそ参加できた方もいらっしゃいました。これは嬉しいことです。

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写真は、夏真っ盛りの岩井海岸です。菊池寛が「遠あさの海きよらかに 子等あまた群れあそびゐる 岩井よろしも」と詠んだとおり、この季節には臨海学校の児童・生徒で賑わった「子どもの海」も、ご覧のとおりです。この近くの民宿は「学生村」と呼ばれ大学生がサークルの合宿をしていましたが、昨年の春以来若者の声は聞こえません。
高齢化・未婚化・少子化・核家族化・世帯構成人数の減少・過疎化、これらはコロナ以前から南房総の深刻な問題です。
人口構成や生活習慣が変わってしまった今、寺に何が求められるているのか・・・。
今月の言葉(2021.8)に掲載した池田勇諦先生の言葉「浄土真宗の寺は、仏さまの教育を受ける教室です。」に、私の目から鱗(うろこ)が落ちました。
この言葉に続けて池田勇諦先生は、「その教室の先生は、親鸞聖人。生徒は、住職・坊守・ご門徒」だと。
そうです。皆さんと共に仏法聴聞し語り合うことが、住職の仕事でした。
ところで「仏さまの教育」は、どんな内容なのか。
それは、学校教育や社会教育とはまったく違います。人格を陶冶する教育でもありません。8月10日の盂蘭盆会では、そのことをお話したいと考えています。
ちなみに、お葬式やご法事は、仏さまが参列者を教育している場です。死者を追善供養をする為に僧侶が儀式を執行しているのではありませんよ。

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