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住職のことば

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戦争はこの世の 最大の罪悪である 人間が殺しあうのだから 池田勇諦師

戦争はこの世の 最大の罪悪である 人間が殺しあうのだから 池田勇諦師

2025.07.16

原子爆弾が広島・長崎に投下され、第二次世界大戦が終結し、八十年目の夏を迎えました。
私たちは、二度と戦争の惨禍を起こすまいと国際連合を設立し、日本国憲法で戦争を放棄しました。

理性と道徳を信頼して、世界平和を叶えようと。
しかし大国の拡張主義や強権的指導者により、今やその理念は踏みつけられ顧みられません。
ウクライナやパレスチナなどで続いている戦争とその惨禍は、これが原因です。
私たちの理性は、戦争を自らの「罪悪」とは懺悔しません。常に自らが《正義》ですから。
その《愚かさ》を知らされること。今それが、私たち全人類の課題でありましょう。
池田勇諦師は、「被爆八十周年非核非戦のつどい」で、
「「非」の自覚に起つ」と講題に掲げ、この《愚かさ》を見ない私たちの生き方を示されました。
「この「非」は、仏教の説く「中道」のこと。賛成と反対の両極を切り、真理にかなった生き方をさせてもらうことです。
このつどいの名にある「非核非戦」は、「反核反戦」ということではありません。「反」では、「賛核賛戦(抑止力である核保有に賛成・防衛戦争に賛成)」という立場も一方にありますから、必ず対立を生みます。
この反対と賛成の両極、人間(理性)の立場を、「非」と切り捨てる。これが「非戦非核」です。
この智慧が、南無阿弥陀仏です。
私たちは、「非」の自覚に起つ生き方、仏(智慧)の立場に立脚した生き方を、どこまでも致しましょう。
これが私の申しあげたいことです」と。

  世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ     親鸞聖人

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