2019.05.10
無(む)慚(ざん)無愧(むき)のこの身にて まことのこころはなけれども 弥(み)陀(だ)の回(え)向(こう)の御名(みな)なれば 功徳は十(じつ)方(ぽう)にみちたまう 『正像末和讃』より ...
2019.02.17
うれしさをむかしはそでにつつみけり こよいは身にもあまりぬるかな この和歌について、① ② ③ ④と香月院深励師の『御文一帖目初通講義』に尋ね探ってきました。今回は、そのまとめです。 「親鸞に...
2019.02.13
「これは、『御文』第1帖1通目(真宗大谷派『真宗聖典』760ページ)に引用されている和歌です。この御文は元旦に毎年拝読しますし『御文』五帖は繰り読みされますので、一年間に5回は目にします。「他力の信心...
2019.02.11
この和歌は、五帖の『御文』一帖目第一通にあります。蓮如上人は、浄土真宗の信心すなわち「他力の信心」をいただいた喜びを人々に伝えたく、ここに引用されたにちがいありません。 前回は、蓮如上人が『御文...
2019.02.02
この和歌は、五帖の『御文』一帖目第一通にあります。蓮如上人は、浄土真宗の信心、すなわち「他力の信心」をいただいた喜びを表現した和讃として、ここに引用されています。 前回は、蓮如上人がこの和歌を引...
2019.01.15
これは、『御文』第1帖1通目(真宗大谷派『真宗聖典』760ページ)に引用されている和歌です。 この御文は元旦に毎年拝読しますし『御文』五帖は繰り読みされますので、一年間に5回は目にします。 ...
2018.11.10
弥陀大悲の誓願を ふかく信ぜんひとはみな ねてもさめてもへだてなく 南無阿弥陀仏をとなうべし 当寺報恩講日中法要では、『正像末和讃』第53首目のこの和讃から6首の...
2018.09.10
病気になって 初めて 仏教の言葉が心に響きました。 この言葉は、お盆に護持金を納めにご夫婦でいらっしゃったご門徒の言葉です。 今までは奥様がお一人で見えました。ご主人が寺を訪れたことは、私の知...
2018.08.16
なぜ仏法を聴聞するのか? 水島見一先生をお招きして今まで四回にわたり、仏法聴聞をしてまいりました。 新たな聞法会を計画するにあたり、 なぜ仏法を聴聞するのか? このことを共に再確認しようと思い、この水...
2018.03.07
「残念ながら、私のおります寺でも真宗門徒でありながら、同じ門徒として信仰共同体というかたちでつながっている人は、ほんのわずかであります。あとの人は、ほとんど墓参り中心のかかわりです。墓参りとい...
2017.12.30
一番左の写真は、2017年11月19日の「月曜日の朝のお勤め」です。報恩講の翌々日でしたので「お浚い」の御文を拝読しました。次は「三つ折り本尊」次が報恩講で法話を聴聞するご門徒。右が講師の百々海 ...
2017.10.19
但馬弘(たじまひろし)真宗大谷派宗務総長の標記の文章が、『真宗』7月号の巻頭言として掲載されています。以下は、その一部です。 寺院の「活性化」について考えてみたい。 私たちは、どんな時でも「今のま...
2017.07.29
人を診(み)る ―死の容認までのサポート― 日本では毎年、約37万人の方がガンにより、いのちを失い、国民の二人に一人がガンに罹(かか)ると言われています。大塚北口診...
2017.05.18
聞法を促すものとして何があるかといいますと、業因縁です。 水島見一 聞法 この文中にある「業(ごう)因(いん)縁(ねん)」は、重い病気に罹るとか大きな事故に遭うとか大失敗をするとか、人生を挫...
2017.02.09
2月4日(土)5日(日)に開催した水島見一先生聞法会に、100人ほどの人々が房州各地から集まり二日間とも満堂となりました。 先生のお話しに、日ごろ自分でも気づかない本当の姿が炙り出され、聴...
2017.01.09
2016年11月19日(土)の報恩講では、東京港区芝了善寺ご住職 百々海 真 師にご法話をいただきました。 ご門徒数名に促され、また、聞法生活を共に歩むお仲間を作りたくて法話を文章にしま...
2017.01.05
謹賀新年 除夜の鐘、修正会と慌ただしい年末年始が過ぎ、気づいてみたらもう5日です。 本年6月28日で住職に就任して丸10年になります。 教員生活を辞めた新米住職が、「寺を仏法...
2016.12.25
報恩講(十一月十八日・十九日) 雨の降る中、大勢の方々がお参りくださいました。 担当地区の皆さん、世話人の皆さん、同朋会員の皆さん、準備や運営などにご苦労様でした。 おかげさまで報恩講を...
2016.09.24
自信教人信 善導大師『往生礼讃』 この法語は、「自ら信じ人を教えて信ぜしむ」と訓読します。 本願念仏の法(浄土真宗)を自ら信じ、人にも教えて信じさせるという意味です。 この言葉を私が初めて...
2016.08.17
勝善寺同朋の会結成10年 2006年7月23日、故川名琢磨氏・故能重実氏・関口昌司氏・鈴木正一郎氏と故前住職・現住職の六人で結成しました。 以下の文章は、寺報に同封したそのお知らせの一部です。...